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この頃思うこと 2021/6/4 [感染症対策]



1.オリンピックは、アスリートの人生の最大の目的の実現を図る場であり、スポーツの祭典、平和の祭典である。

2.アスリートは、体力を用いて行うので、人生の体力ピークのときにしか、ベストの成績を出せない制約の下にある。
 1年オリンピツクを延長しただけで、日本でも既に数人オリンピツク参加を断念し、引退してしまった人がいるのである。
 可能な限り、オリンピックを開催し、人生の目的の成果の実現に取り組んでもらいたい。

3.オリンピック競技そのものは、リモートでは公平にできず、同じ競技条件の場で、現実に協議しなければならない性質のものである。

4.新型コロナのパンデミック状態にあるので、通常の形態では開催できず、感染症対策を講じながらのものとしなければならない。
 感染症対策は、個人の行動(外出、地域間移動等による他者との接触を防がねばならない。)の制限によることを必要とする。

5.したがって、まず観客を入れてはならない。国内外の地域間移動をもたらしてしまうからである。
 外出者が多くなり、一地域に人口が集中し、あちこちで密になり接触が生じ、飛沫(ひまつ)の拡散をもたらしてしまう。
 特に日本は、クラスター追跡を諦めてしまうほど、蔓延(まんえん)してしまい、次から次へと感染を広げている状態の中にある。
 感染者数を見ると、大本営発表を令和の時代に見ることになるとはと、愕然としている。
 オリンピツク関係者以外の国民の外出を増やすことは一切してはならない。
 可能な限り家の中にとどまっていてもらうべきである。

6.更に国立競技場もその他の競技会場も、広く、空気が簡単に動かず、換気が難しい。
 やたらと風の強い換気をすれば、陸上競技の記録等に悪影響を与え、体操の吊(つ)り輪が揺れてしまうなど、多くの競技に悪影響を及ぼしかねないという難しさがある。
 できるだけ、アスリートの近くで、競技に悪影響が行かないよう、小規模多数のサーキュレーターや紫外線ウィルス殺菌装置を近くに置いておくような配慮が必要かもしれない。
 各国選手も他者と密にならないよう気をつけてもらうことになる。

7.国立競技場その他の競技場は、観客席が協議フィールドより上にあり、観客の出した、ウィルス飛沫(ひまつ)は、すべて、下へと降りていき、競技者の周りにたまってしまうことが、当然考えられる。
 国内の蔓延状況や、重力という自然科学の知見から当然ウィルス飛沫(ひまつ)は、下へ下がっていくからである。
 日本で変異したウィルスをオリンピック関係者を介して世界に拡散してはならないのである。
 これも無観客でなければならない理由である。

8.観客を入れるということは、goto○○を行うのと同じく、感染症対策に逆行するものであり、殺人行為である。
 既に大失敗をしたのだから、同じ過ちをしてはならない。

9.各国首脳等の一段の上限人数を拡大するようなことがニュースに流されている。
 こちらは、必ずしも現地に来なくとも、リモート参加で十分ではないか。
 各国とも感染症対策で、手一杯のことだろうし、ウィルス蔓延状態の日本へ来たくはないだろう。

10.オリンピックアスリートと、現地にいなければ意味がない必要最小限の関係者に限定すべきだろう。

11.無観客でなければ、オリンピックは開催すべきではない。

12.どうも何か一つに向かうと、すっかり前のことを忘れてしまうことが多くて、問題ではないか。
 ワクチンの集団接種も、パンデミック下であるから早く多くの人に接種をしてもらいたいということしか頭になくなって、地域間移動をしなくてはならなくなったり、公共交通機関を使わなくてはならなくなったり、受付待合その他で密になり、エレベーターで密室空間に閉じこもって移動しなければ会場へ行けないとか、何ら換気、殺ウィルス装置もないところへ、密で、注射針以外は、何人にも同じ器具を使ったり、感染症対策は、どうなっているのだと、心配になることばかりだ。
 私は、選挙会場方式で、一つの市町村の中を更に細分化し、大きく移動しなくとも徒歩で行ける範囲内のものを考えていた。
 そこで、換気、殺ウィルス装置、自動ドア、自動栓その他、非接触環境を整備して行うことを提唱した。
 多くは学校なので、この際感染症対策を全て整備されればと期待するところもある。
 すべきことをしないで、いつまでたっても、感染前と同じ状態では、何の意味もない。
 個人開業医に細分化すると感染症対策の不備やワクチンの無駄が生じやすいし、地域的偏りがあるから、もう少し効率的な集団接種を、選挙会場方式を参考に最適なものを見つけてほしい。

13.オリンピック関係者に渡すものや、食材その他の物資も、紫外線殺ウィルス装置にかけてから運び込むよう、移動するものや機械等にも注意が必要だ。

14.後はオンラインやリモート等非接触の手段を活用してほしい。

15.例えば。動画カメラ等で、通常のテレビカメラや伴走自動カメラや報道カメラの邪魔にならない、真上、前後左右の斜め上等から固定位置で全ての選手の全ての競技の動画を完全に保存したらどうかと思う。
 そうすれば、現地で見るより、見たいところを自由に選択して、スロー再生したり、コマ送り再生したり、静止再生したり、拡大再生したりよほどよく見えるようになるのではないかと思う。
 過去においても一部の競技では、似たようなことができていたと思う。

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