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NTT見直し議論について [行政]



 NTTの見直しが議論になるそうだ。
 ニュースで、NTTの人間が、競争力強化のため、全国一律サービスの廃止を考えているらしい。

 私は、前から、三公社五現業の民営化に反対しているものであるので、国立国営の状態に戻して、諸外国の動向を常時分析し、早めに対策がとれ、十全な通信と放送の融合と国民の便宜とコストダウンにより、国民の負担を軽減し、全国一律のサービスを保証し、より安全で、使いやすい通信等を確保すべきであると考えている。

 そもそも、通信路とか電路とか道路とか水路とか路のつくものは、公共性が高く、地域によって人によって国民の受益が左右されてはならないものと考える。
 単純に考えても、株式会社にして、利益配当を株主にするということは、その分、国民の負担が大きくなっているものであり、その分基盤整備等本来の仕事ができないでいることになるのだから。
 そして、必要なことをしないで、儲からないところは切り捨て、儲かるところだけしか相手にしなくなったり、文句をつけられるまで、利益をむさぼり、自分たちの給与報酬をあげているだけになりやすい。

 最近のことを見てみても、ずっと、光通信の価格を下げず、携帯も高い通信料のままだった。
 セキュリティは、安全だったか、ウィンドウズやアンドロイド・クロームやウィルス対策ソフト等に依っていただけではないのか。

 高い通信料のため、十分に使い込むことができず、imodeもほとんど使えなかったし、光にも切り替えられなかった。
 Fomaの私の手に入れたものは、きちんと平らに開くことができず、カメラレンズが、下側の方にあったため、まともに写真が撮れなかったし、Fax機が、電話とFaxとの自動機切り替えのできない機種が多く出回ってしまったり、光回線で内線電話やFaxはどうなるのか聞いても何も解答がなかった。

 全く、ピンぼけたことばかりやっていて、高い価格でぼろ儲けし、光回線の売り込みだけやる会社をいくつも抱えて無駄遣いばかりしていた。

 ともかく、若手がコンピュタ-や通信の安い環境の恩恵が受けられないため、利用できる人は、お金持ちに限られ、お遊びみたいなものばかりしていた。
 そのため、コンピューター、ハードソフト、通信、放送やその他デジタルの勉強がなかなかできず、トコトン使っているうちにアイデアが浮かぶという経験ができなかったのではないか。
 結局人材が育たず、コンピューター、通信に関して、諸外国に負け続けていることになってしまっている。
 
 それどころかコロナ過のときも、NTTが何をやったのか。ほとんど、会議システム等、諸外国のソフトで、企業や学校や大学がなんとか凌いでいただけではないのか。
 国産のものが何か役立ったものがあるのか。
 コロナ禍のこの間、通信料は、安く軽減をしたのだろうか。
 相変わらず高いまま何もせず、やらずぼったくりで、高い受信料をむさぼっていただけではないのか。

 更に、コロナ禍で接触を避けるためにデジタル技術、インターネットを活用するよう提言したが、何をしたのか。
 楽天モバイルは、インターネットで全て手続きできていたが、NTTとドコモは、どうだったのか。
 今年の2月には、私の用件ではインターネットで手続きできたが、いつ頃実現したのか。 また、長野の恥であるが、この時点で、インターネットで手続きできたにも関わらず、相変わらず、ドコモは、解約の手続きは、予約を取って指定した時間に来て、手続きしろという。
 コロナ禍なのに出回ることや換気の悪いところに来いという。
NTT,DOCOMOでは既にインターネットで手続きできるでしょといってもできないと言い続けていた。
 NTT関係者は、すべからくこんな感じだった。


 そこで、NTTの見直しにあたっては、国立国営に戻し、通信施設設備その他の土地建物その他の権利は、国に戻し、国が経営することとし、今のNTT及びDOCOMOは、他の通信会社と同様に、通信線等を国から有償で借りて営業するような位置づけにして、そちらは株式会社のままで良いと思う。
 国立国営の方は、若手技術者等必要な人材を募集し、少数精鋭で、運営するようにし、通信料は、大幅に安くし、なおかつ、学生は、幼・小・中・高・短大・大学・大学院、官公庁、研究所、低所得者は無料とし、デジタル社会の基盤を十分に活用でき、新たに技術開発できる人材を育てることに資するべきである。
 
 そして、国立の通信技術総合研究所を設置し、国民へのサービスの向上に研究開発をしてもらう。
 また、通信セキュリティセンターを作り、通信施設設備で、セキュリティ対策を常時実践しているセクションを作ってほしい。
 産業スパイ対策も秘密防衛も、サイバーテロ対策も抜かりなく行ってほしい。
 いざというときは、国産の機器ソフトだけで運営できることも合わせて研究開発してほしい。

 防衛費予算増額の資源として考えることは、私はしていない。
 そもそも、顕在していないのに、大幅増額すれば、国民にも世界にも悪影響を及ぼすだけだから、防衛予算大幅増額には反対だ。
 世界中に納得できる通信料、ハード代、ソフト代、分かり易(やす)く使いやすいものを提供できるよう、開発してほしい。


 東電も、今国有化されているらしいから、そのまま国立国営にして、再生エネルギーへの基盤整備と、原子力発電の後始末を、放射性物質等を一切排出せず、全て、科学処理し、安全な地球とすべきである。
 東電は、上のように発電、配電、送電施設設備等を国から借りて営業していれば良い。

どうやって汚染水の発生を抑えるか、どうやって雨水を抑えるか、どうやって地下水を抑えるか、どうやって処理し、同じ水を冷却に使い続けるか、どうやって、放射線物質を無害化できるかの研究を物理化学生物その他のあらゆる可能性を試して、早急に技術開発すべきである。
 今のまままでは、いずれ汚染物質のいろいろなものが排出されるに違いない。
 そもそもトンネルを掘って1キロ先にというのが、何を考えているのか疑うに十分な行いである。
 東電や原子力村が、どれだけ汚染物質のとりのぞきの研究開発をしたか、それをリストアップして見ただけで、何をやっているのか、何をしようとしているのか分かりそうなものだ。

 金で二酸化炭素排出量を買おうなどという制度を造ろうなどと言うもののいうことを認めてはならない。
 とにかく、物質を取り除き無害化するか、安全に厳重に保管するかのいずれかしか許されまい。
 公害は、垂れ流すから、公害となるのだから。
 散々日本は公害に国民が苦しめられてきたのだから、排出は許されまい。
 希釈したところで、ずっと排出を続けていれば、累積していき、生のまま出した以上のものが、日本近海にたまるということになる。
 日本の他の原子力発電も、また日本だけにとどまらず、世界中の原子力発電の排出物にも出して良いよというようなことは、他国の排出への協力者になってしまい、世界中の生命に危機をもたらすものである。
 半減期が13年弱なのだから、かなり長期に、有害なものが周りにあることになる。
 
 無害だという人には、福島近海の海産物を常に食べてもらうべきだ。
 総理大臣、閣議に出る各大臣、東電経営者、東電社員や原子力村の人には、継続して食べてもらえるように配意してほしい。
 内閣の食堂、弁当、東電や原子力村の食堂は、常に福島産の海産物を用いることを監視していてほしい。


 重ねていうが、公共事業の民営化が日本を駄目にし多くの問題を引き起こしている原因である。
 地域格差、価格の高騰、少子化全て、都市に極度に集中してしまうからであり、民営化企業の報酬給料を挙げるために、地方切り捨て、公共サービスが打ち切られてきたものである。
 通信について、地方切り捨て等すれば、更に日本のレベル低下が促進されてしまい、全国民が、良いサービスを受けられず、やらずぼったくりの価格を強いられたり、高い外国製品を買わざるを得なくなっていくのである。

 公共事業は、民営化してはならない。
 コストパフォーマンスを科学的に常時チェックし、少数精鋭の体勢を整備すべきである。
 そして国立国営の公共事業体の従業員には、ストライキ権等は付与せず、一般行政職と同じ扱いとすべきである。

 そうすれば、国会のチェックも、国民の目も入りやすくなると思われる。

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