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この頃思うこと 2023/07/12 [行政]



1.最高裁が、性自認に基づき女子便所に入るのを制限されたと損害賠償等を求めた者に対し国は11万円だかの賠償をするよう判決したとのこと。
 これには違和感を感ずる。
戸籍を変更できる要件を満たさず、体は男のままだし、法的にも男のままとしか扱えない。
 したがって、国が男便所を使用するよう指示したことは適切である。

 便所とは大小便をするところ(広辞苑)本質的にはこれだけである。
 男便所に入れば、大便器小便器と両方揃(そろ)っている。用は十二分に達せられる。
 性自認をひけらかす場所ではない。
 そもそも経産省の建物は、性自認をひけらかすところではない。
 国の品位を保つため、国家公務員を明示するため、制服の着用を命じた場合、服さなければならない場合も多い。
 そもそも性自認は、公の問題でなく個人的な問題である。
 しかも心理的なものにすぎない。

 便所としては男子便所で十分であり、女子を守るために女子便所を設けている趣旨も守られる。
 法的に性別変更が認められていない状況で、このようなものを女子便所に入れたら強姦(ごうかん)とか性的問題を引き起こしかねない。
 そのときの責任の方がよほど大きいと考えられる。被害者も長年苦しむことになり、大きな害悪を及ぼす。
 女子浴場に入ることを認めるか問題を考えても、あってはならない判決だと思われる。

 本質的問題、ことの軽重、法制度、社会、仕事、責務、国家公務員等の諸要素を考えれば、そもそも女子便所を使わせろと言う主張はおかしいと判断できるはず。
 ことの理非弁別能力を疑わせる事件だと思う。
 こんなことに税金から11万円も支払うなどとんでもなく、国民に申し訳ないと思わないのだろうか。
 そもそも経済産業はどんどん世界に負け続けているし、あろうことか税金をばらまいてようやく民間営利会社が維持され、あるいは、公益性の全くない業種までの賃金アップしろなどと、あってはならないことをしている。
 税金のこんな使い方は、多くの国民の怒るところである。
 洪水や土砂崩れ等で家や車が破壊され、生活の建て直しに困窮を極めているのに毎年のように同じことがあちこちで起きている。
 こちらに税金を回さずに民間営利企業に税金をばらまくなどもってのほかである。
 国の財政を助けられるように産業等が物価を上げずに収益を上げて税金を多く納めるようにするのが、経産省の仕事ではないのか。いったい仕事もせずに何をやっているのか。

 これに限らず、LGBTの問題については、理非弁別がきちんとできていない気がする。
 全く、利己的な好き勝手をいっているだけで、場違いなことをいっている。
 そもそも、人権は、人間であることのみに基づいて尊重されるものであり、男女の別を問題としないようにあらゆる個別的特殊性を要件とするものではない。

 利己的行為は、多く人権の侵害を生む。
 我執に過ぎるところがある。
 仏教で無我をいうのは、我執を離れることを善いこととしているのである。
 それどころか利他をいうものが多い。

 教育上も、無我夢中になって知育徳育体育に励むことがよしとされる。

 職務専念も我を離れ課題の解決に無我夢中に取り組んでいることをよしとされる。

 多くの社会は、個人の自我を出すべき場所ではない。


2.NATOの連絡事務所を日本に置くことが問題となった。
 フランスのいうとおりNATOは地域の安全保障体制であり、日本は地理的に対象外である。
 国際連合の日本連絡事務所を置くならともかく、NATOはありえない。

 更に問題なのは、地域集団安全保障として集団自衛を目論(もくろ)むと違憲なことをしようとしていると思われることである。
 これが違憲であることは明白であり、安倍政権時代に行われたものも廃止し平和憲法を守るべきである。

 そもそも個別的自衛権も適切かつ有効な防御態勢ができていないのに、やたらと戦争に近付くことをしているのは全く愚かなこと。
 外交や貿易や文化の交流や平和へのソフトパワーを駆使して戦争が起きないようにすることが必要な活動である。
 食や気候変動やエネルギー枯渇や失業等が課題なのであるから、これら課題を解決することに世界に向かって微力を尽くすことが求められる。


3.マイナンバーカード関連の不適切事例が大きく問題になっている。
 できて当たり前のことができていない。
 そもそも、できる限りコンピュター処理を多くして、チェックもコンピューターで行い、確認を人間がやるようにすべきだろう。
 何でもかんでも全て個人が入力するのはおかしいだろう。
 健康保険証のデータもデジタル化されているし、マイナンバーもデジタル化している、銀行口座等もデジタル化している。
 デジタルチェックができるはずで、個人の入力も最小限でできるはず。
 法令を改正してマイナンバーとの関連業務にできた時点で、デジタルチェックできる体制を整備しているはず。
 必要最小限の入力も、あり得ない入力データを禦(ふせ)ぐためエラーチェックをかけるはずだから、入力チェックが全くできていないのではないか。

 そもそもマイナンバーカードは、行政等の業務のデジタル化による効率化高度化省力化正確性の確保迅速化等のために期待されるものであるから、データセキュリティもサイバーセキュリティも十分確保していなければならないもの。
 デジタル関係もレベルが衰退の一途(いっと)をたどっているようだ。
 リスキリングとデジタル化AI化を進める必要がある。


4.気候変動対策が着実に行われるべきだ。
 高温化と集中豪雨、竜巻等が当面緊急の対策を必要としている。
 排熱蓄熱を禦(ふせ)ぐ、冷やす、緑化を急いで多くの面積で行うべきである。
 排熱蓄熱を熱エネルギーとして活用する。
 二酸化炭素等を集めてドライアイス化したり、北極南極や熱いところを冷やしたりしたらどうかと思う。
 自然エネルギーを使って行うことが必要。
 ドライアイスが気化する量以上に二酸化炭素を集める体制ができたらドンドンドライアイスを使っていく。
 異常気象も微細なドライアイス等を撒(ま)いて洋上で早めに降雨降雪等させてしまう。
 降雨等コントロールを人為的に行う。
 風の流れを良くする改造や強制的に風の流れを作り出す。
 日陰を多くあちこちに作る。
 防風林のような暴風建物を要所に作る。
 用水を張り巡らす。


5.ChatGPTがらみで
 国立付属や文科省等教育関係者が、生成AIの取扱いの件でいろいろ発信している。
 その中で気になったのが、読書感想文の扱いが頻繁に出てきていたのを見て、おやっと思った。
 昔、国語作文といえば読書感想文だった。
 感想文が社会生活の中でどれほど必要なことなのか、悪影響はないのかと、昔、問題として、文章作成は、説明文、記録分、報告文、解説文、評論文、論文、要約その他実務的な文章の作成を教えるべきだとしたところ、ある程度、民間参考書等では、そのような実務的実用的なものが出てきていたので、進歩したなと思っていたのだが、今回報道等では、読書感想文ばかり取り上げている。
 また昔の、思いやりごっこ、感情を増大させる、自我に執着する、奇を衒(てら)う、個人情報を覗(のぞ)く、その他好ましくない方向に戻っているのではないかと危惧している。
みんな小説家になるわけではないので、単なる感想文ばかりしていたのでは、国内の方言で意思疎通ができなかった明治維新のころの反省から、標準語を教えて国内意思疎通を図ることと識字教育を行うことにより、自ら学ぶ道具を身につけさせることを目指したのだと思うが、それに反して、方言ばかり教えているような馬鹿なことになってきているのではないかと思う。

 大学のランクの世界的低下、産業の衰退、製品のレベル低下、不道徳なことばかり広めようとしているその他、犯罪者が多くなってきている、やっていいことと悪いことの区別がついていない、TPOをわきまえない、自分の利益のみしか考えない、単発的な対応ばかりでシステム思考ができない、感情優先の生活ばかりしている、コミュニケーションができない・・・日本国民のレベル低下ばかり目立つ。
 教育の失敗だとしか言えない。
 πを3として教えたとか、探求として教師が何も教えないので、正しいことの知識が体系的システム的に身につけることができない。
 自己満足に終わっているだけで、社会の役に立っていない。

 感情的な短文ばかりしか馴染(なじ)んでいない。
 ツイッター等ばかりやインスタグラムばかりに馴染(なじ)んでいてはいけない。

 長文Mailや長文論文等をかけるようになってほしい。
 長文評論文等もドンドン書いてほしい。
 長文が扱え、メールソフトのみで、メールも掲示板もブログホームページも書き込み編集できて、メール等の関連まとめ表示検索その他が自由にできるものは確実に日本だけでも残していてほしい。
 要約翻訳引用その他も楽にできるように。

 産総研でLinuxの関連業務に関わった人に信州大学に来てもらって、LinuxOS,マルチOS、各種アプリケーション、メール、ホームページ、データベース、掲示板、マルチメディア、ワープロ、表計算、データベース、プレゼンテーション、メモ、スケジュールTODOー、動画電話、テレビ会議、ファイル転送、ブラウザ、通信、インターネットラジオテレビ、翻訳、要約、プログラミング、学習、開発環境、セキュリティー、AI、学習環境デスクトップ、音楽関連ソフト、マルチメディア百科事典、デジタル図書館その他の信州版ソフトを作ってほしいと思う。

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