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中高一貫校について 2023/9/27 [課題 教育]


 高校進学率が100パーセント近くなっている。
 アメリカでは高校まで義務教育としているところがある。
 科学技術等が発展して、日常生活で高度なものに触れることが普通になってきており、中学校で教えていることだけでは、生活していく上で不十分になっている。
 そこで高校を、義務教育として、国費でまかなうことが必要である。
 他国では、高校だけにとどまらず、大学等まで無償でやっているところがある。
 このように教育という、人材を育てることに、各国が力を入れているところである。
 資源のない日本では、諸外国以上に人材養成教育の充実が必要である。

 だからまず高校の義務教育化である。
 そのための方法は、できるところから中高一貫校にして義務教育化していこうとするものである。
 今の立地での高校の義務教育化は、人により条件が不平等である。
 通学費等経費も異なってくる。
 そこで、現在の中学校の立地あたりに、中高一貫校を作っていくことが方法として適切だと思われる。
 中高一貫校化したところから、近くで6年間通えるのである。
 近くのところが中高一貫校化してなければ、今の高校のどこかに行くことになる。
 
 そして、小さな市町村等を考えると、県立の中高一貫校で公立義務教育を行うことが適切だろう。

 さて具体的に、長野市で考えてみると、高校設置位置が偏っている。
 そこで中高一貫校化の例として、花中学校と長野工業高校との中高一貫校化が見えてくる。
 問題なのは、専門科目がほとんどの実業高校である点である。
 みんな工業科目のみを学ぶことを義務づけることはできない。
 となると、普通課を含む総合学科としなければならない。
 そして、この地区は、団地だらけの人口密集地帯なので、一学年1000人規模くらいの学校を考えなくてはならないだろう。

 しかし、ここの立地条件は、近隣の施設設備、公共施設、道路、高速道、新幹線、長野駅、県庁、市役所、信州大学工学部と教育学部、長野赤十字病院、国の合同庁舎、ホームセンター、大型電器店、各民間企業の長野支店、県立図書館・・・等一番恵まれている。

 そこで、長野県立大学が、経営、保育、栄養の学部なので、長野商業高校と長野西校が現在の長野高校の所に移り、長野高校が、長野工業高校と一緒になって、現在の裾花中学校と長野高校・長野工業高校との中高一貫校化することが最も合理的だと思われる。
 長野高校に期待されていたこととして、各学年200人ほどは全県から試験で集め、他は、地元から無試験で義務教育として進学するものとする。

 工業系の学科の教育を近くで見ながら、普通課の学生が、学べば、地に足がついた、また未来を見据えた科学的な視点が身につくと思われる。

 信州大学との連携や、各企業、行政との連携も得やすい立地条件てある。
 歩いても長野駅に行けるから、地域外とのアクセスもとてもいい。

 最近、長野市の市議会議員の改選があったが、立候補者を見ると長野工業高校の出身者と信州大学の出身者が多かったので、是非この中高一貫校化と義務教育化実現に向けてサポートをお願いしたい。
 科学的な人材が育ち長野の生活を良くしてくれる人材が育つと思われる。
 今からずっと未来永劫、地元の市民が施設設備その他の充実をサポートし、学校側も学校開放し、学校の機能を地元住民も利活用できるようにしてほしい。
 図書館、体育館、教室、グラウンド、情報機器、生涯学習、工業系機械等を用いた講座等や行政の駐在もおいて、地域の情報センター化を図りたい。

 現役教員、OB教員、OB、地元住民の出捐と支援を組織的に整備して、住民と相互交流しながら発展していくことを期待する。

 教育の場で、教育に反する居酒屋などと児童生徒やまともな人に顔向けできないことや、学生OBにだけ負担させることのないようにしてほしい。
 過去の同窓会費は、OBへ同窓会誌の送付とOB間の親睦程度のことをしていて、学校や学生への支援をしてこなかったので、恒常的な学校学生への支援を主眼とすべきだろう。


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