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課題 正規雇用の確保 [課題 正規雇用の確保]

課題  正規雇用の確保

 正規雇用といったのは、
 社会経済活動を行う、複数人員により構成される組織体は、社会にとって必要なものであること。
 その構成メンバーである社員等は雇用契約等によって組織人となる。
 正規は、臨時、パート、派遣、任期付き、請負、委託等との対比での言葉として使用している。
 正規雇用はイメージ的には、終身雇用制に近いものがある。

 さて正規雇用の確保を課題として掲げたのは、次の理由からである。
 一つは、正規雇用とそれ以外の格差が大きく、所得格差等の問題が指摘され始めていること。
 これは、生活が不安定で劣悪な状態の国民が大量に生ずるおそれが高い。
 これは、健康で文化的な最低限度の生活に達しないおそれが高い。
 従って、この問題の解決を考えなければならない。

 生活が不安定だと個々の国民の力が衰えてしまい、地域、及び日本の力が衰えていくことを意味する。
 生活が不安定だと、自らのレベルアップを図る機会と資金が無いことになる。
 以上が正規雇用を課題として掲げた消極面からの理由である。

 次に、正規雇用、終身雇用のメリットとして、分業化、効率化、専門化、高度化が図りやすく、その実も得やすいことである。
 これにより組織体を十二分に活用することができる。組織体が高度な多くのことを成し遂げられる能力を持つことになる。
 これは個人では成し遂げられないことも、組織で成し遂げられることを意味する。
 ここに個人の他、擬制的に法人を経済活動その他法行動等の主体として社会制度の中に位置づけ、実際に多くの部分は、法人の活動によっていることからも理解できる。
 正規雇用終身雇用の構成メンバーには、ルーチンワークの効率化の最高状態を期待することもできるし、企画開発等新たなチャレンジに必要な部分を最も早く揃えられ実現できる可能性も最大であると期待できる。
 熟練者もいれば、マイスターもいる、研究者もいるのである。しかも連携体制が既に整っているのである。
 このよう組織体の活動が十二分に展開され、課題の解決を通じて自らの収益、対価を得ていくようになれば、どれほど多くの課題が解決されていくだろうかと大きな期待ができるのである。
 そしてこのような正規雇用が大多数であれば、地域、日本の財政も豊かになり、地域、日本のレベルアップも期待できるのである。

 これに反して、身分的に不安定な、短期間で入れ替わり立ち替わりの消耗品的な扱いの雇用では、会社の経費は浮かせても、次なるステップは期待できず、組織のレベルアップも、国民のレベルアップも期待できない。
ほとんど単純労務作業程度のことしかできない組織体及び個人になっていってしまうだろう。

分業と専門化高度化効率化が必要になるのである。
これが、よりレベルアップする活動の必要形態である。
個人経営から家内経営、家内経営から工場経営・・・産業革命と繋がっていった歴史を見ても、このような分業化専門化高度化された組織体でなければならないのである。
これが保証できるのは正規雇用である。それ以外では烏合の衆の集まりか単純労務のロボットに過ぎない。

教育の重要性と相まって正規雇用の重要性を指摘しておきたい。
 


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