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福島の放水記事について [課題 汚染]



 少し前に福島の原子力発電事故地の放水に、何キロか先まで海底配管を掘って設置し、そこを通じて海に放水すると報じられた。
 非常に違和感を感ずる。
 何故(なぜ)?

 随分前に、信濃毎日新聞に研究者だったかの寄稿記事が載った。
 それによると、事故地に隣接する海の海底には、事故時に漏れ出した放射性物質がそのまま海底に堆積しており、何ら除去作業が行われていないので、津波等海底をかき回すような事態が起きれば、放射性物質が大量に巻き上げられるだろうという趣旨の記事だったと思う。
 これも除染しないで更に海を汚染するとは、言語道断。
 放水せず放射性物質を完全に除去してから、安全な水のみを放水すべきである。
 何キロも先の海中に放水するなど、他の種類の放射性物質や濃度の濃いものが放水されても全く分からないことを狙っているのだろうか。
 放水に何故(なぜ)こんなに工事費をかけるのか、やましいことを企図しているとしか想像できない。

 既に事故時から12年を経過している。
 この間に放射性物質を完全に除去する技術を開発できなかったのだろうか。
 放射性物質が含まれている水であることが識別できているのだから、除去が可能なはずである。
 免疫の抗体が、物理学の方でも研究されているからそれらの技術で除去できないかを前に提案したところである。
 いずれにしても、物理学的、化学的、生物学的、その他の技術を総動員して除去をすべきである。
 その技術開発を必死になってすべきだろう。
 できるまで、海を埋め立てて、そこへ汚水タンクを増設すべきである。
 放水には反対である。
 私害が拡散してしまい公害になってしまう。

 安全にする技術がないなら、全ての原子力発電を即刻停止廃止除去すべきである。
 そして原子力事故に関し死刑も含む責任追及の規定等を整備すべきである。


トリチウムを含んだ汚染水を海洋投棄するなどと言い出している [課題 汚染]

トリチウムを含んだ汚染水を海洋投棄するなどと言い出している

 反対だ。

 トリチウムの半減期は、12.33年だとされているので、長期間保存すれば、崩壊していくのではないのか。

 放射性の有る限り、海洋投棄は、すべきではないと思う。

 岩波の理化学辞典第五版を見れば(トリチウムと重水素の項)、3重点の温度、同圧力、沸点、気化熱・・・、核磁気モーメント等に違いがあるので、これを利用して分離できないのだろうか。

 汚染水の他の汚物を取り除いた後、水の電気分解をしたときに、Hのみとなるのか、DやTと一緒に混在した状態になるのかを確認し、混在気体なら、先の違いを利用して分離できないのだろうか。

 分離できたら、重水素は、殺菌用の紫外線ランプを作ればいろいろ使えるのではないか。

 HとOだけを純粋に取り出せても、随分量は減ると思うが。

 水素爆弾とか核融合等で重水素を研究しているのだろうから、何かコントロールできる手段があるはずだと思うのだが、


 そもそも、事故原子炉に地下水が全く入らないように、完全に、コンクリート、ゴム等で何重にも、地下、壁、屋根で覆っておけば、汚染水は増えないだろうに。

 凍結では、水温、水流、地熱、気温で溶かすエネルギーが常にかかっているので、それを超えるエネルギーが常に必要となるし、凍らすエネルギーが故障で途絶えたら、元の木阿弥で、不経済、非効率、不確実である。


福島第一原発で、地下水を放流し始めたと報じられた。 [課題 汚染]

福島第一原発で、地下水を放流し始めたと報じられた。

 前に書いたように不安である。

 岩波の理化学辞典第5版によれば、「放射線障害=電離放射線によって人体が受ける障害。
 放射線を受ける臓器によって著しく異なり、人間の個体または遺伝に関し、最も大きい障害を与える臓器を’問題とすべき臓器’といい、被爆の状態、臓器の人体での重要性、放射線に対する感受性によってきめられる。
体外からの照射に対しては造血臓器、生殖臓器が典型的なものである。
 また内部照射の場合は、臓器での蓄積性が重要な因子となる。
 多量の線量の被爆による急性の障害のほかに、ごく微量の被爆によっても、晩発性の障害がおこることが知られている。
 たとえば造血臓器の被爆は白血病、無形成性貧血をおこし、骨髄ではがんや肉腫を発生する。
 生殖臓器の被爆は、遺伝障害を起こす。
 このように人間の個体だけでなく、遺伝を通じて社会全体に与える傷害も重視される。」

と解説されており、ごく微量の被爆によっても晩発性の障害が起こるとされているのである。
 NHKの番組でも、チェルノブイリの、微量被爆の問題が放映されていた。
 内部照射とは、汚染物質の飲食による被爆のことだろう。
 飲食の対象物の生物蓄積とそれによる人間の生物蓄積が問題となる。


 それにつけても、塩水を真水にできるほど、透過膜の研究技術が進んで普及しているのにどうして、いまだに汚染水タンクが次々と増えるのだろうか。
 最先端の透過膜で除去できないのは何なんだろう。
 低コストの砂濾過、植物濾過をした上、透過膜濾過をすれば、ほとんどの放射性物質を除去できるのではないだろうか。
 水そのものが変質しているのだろうか。
 その変質は、透過膜濾過では、是正できないのだろうか。
 水素と酸素を膜に通せば、水と電気ができるというものもあるはずだし、その時に高価な白金を使わずに済む技術も開発されていると聞く。
 これらを改善することで対応できないのだろうか。


 放射性物質、汚染物質を拡散させず、まず閉じ込めることが、最も重要な緊急の仕事である。


原発ゼロに [課題 汚染]

「原発ゼロ決別」の見出しでエネルギー基本計画案了承と報じられた。

 原発を基盤となる重要なベース電源と位置づけているらしい。
 しかし、天災・人災(テロ、戦争、犯罪含む)による事故時の瞬時の安全処理ができない状況で稼働を続けてはならない。
福島では、除染も失敗し、がれきの撤去、燃料等取り出し、廃炉さえ未(いま)だできていない。
 もうじき3年経過するというのにだ。
 そして、使用済み燃料等の核廃棄物の処理もできず、見通しも立たない状況で、原発敷地内でため込んでいるだけの状態で、どんどん放射レベルが上がっている状態である。
 この状態で原発をベース電源とすることはできるはずもない。
 国民の意思は、廃止と既に示されている。
 諸外国も技術的にはトップクラスにありながら廃止ないし減らしているところが多いなかで、日本は、事故処理すら憶つかず、海に垂れ流しや除染に失敗した土地や山林や原発から放射性物質が空中を漂っている等の状態にあるのに恥を知らぬ物言いだろう。
 まず事故処理をすべきだろう。
 それが完璧に終わるまでは、何を言っても安全など信じられるはずもない。
 絶海の孤島で、研究を続けるのは良いが、事故時、廃棄時に瞬時に無害化できる方策が見つかるまで原発は、再稼働させず、廃炉とすべきである。
 水力発電、ソーラー発電、風力発電、潮力発電、波力発電、火力発電(化石燃料、メタンガス、水素ガス、ゴミ焼却等)などを設置すべきである。


突然変異種について [課題 汚染]

 遺伝子組み換え大豆を使っていませんという表示をした食品を見かける。
 遺伝子操作により農薬を使わなくとも害虫を寄せ付けないもの等の品種を作り出したものらしい。
それを食料とする害虫も寄りつかないのでは、人間にとっても毒なのだろうと普通は思うから、受け入れられずに、上記のような表示をして使っていないことを説明して、販売しているのだと思う。

 一方、品種改良や品種開発で、放射線を照射して突然変異したものから、有用な特徴を示したものを新品種として利用しようとするものがある。
 これは、遺伝子組み換えより、もっと危ないのではないかと思われる部分がある。
 遺伝子組み換えは、特定の遺伝子を承知の上でいじっているもので、バランスを崩してどうなるか分からないという部分があるかもしれないが、まだいじっているところは分かっている。
 これに対し、放射線照射は、たまたま特異な突然変異をして、現れた機能作用に有益なものがあったという、行ってみれば偶然に結果が出たようなものであり、有用な部分にしか目が行っていない。
 どこまで遺伝子等が破壊されたか、変質したか分かっていないのではないかと思われる。 これは危険だと思われる。
 従って、これらの流通は規制されるべきである。
 また、全ての遺伝子その他の分析をしてその機能作用メカニズム等100%一切を明らかにして、一切危険がないと証明されるまでは、流通させるべきではないと思われる。
 放射線照射による突然変異種を用いているという表示すらしていないのではないかと思われる。
 関係官庁等は、十分監視規制すべきと思われる。

 ところで、麹菌とか胞子菌とか納豆菌とか自然の菌を採取して、発酵食品を造ったりキノコを生産したりその他食品に活用するものが多い。
 ここで、問題と思われるのは、福島原発事故により、放射性物質が広範囲にばらまかれ、自然界の菌、植物、昆虫、動物その他生物が放射線照射による突然変異を起こしている可能性があることである。
 これはいつ顕在化するか分からない。
 人間に奇形が生まれたり、奇形動物、奇形植物、奇形昆虫その他が現れる可能性があるのである。
 人間には無害レベルでも、菌では有害かもしれない。
 従って、福島原発で汚染された地域、既存原発等で汚染された地域の菌等を採取して、食品に活用するのは、規制されるべきである。
 そして、放射性物質で汚染された地域のあらゆる菌、生物等の遺伝子解析を行って、変異しているか否か、どんな特異の機能作用をするようになったかを解析する必要があると思われる。
 どれが正常でどれが突然変異なのかも明らかにする必要がある。
 下手をすれば、伝染病のパンデミクのようなものもおこる可能性も否定できないと思われる。


課題 汚染 [課題 汚染]

課題 汚染

大気汚染、水質汚染、土壌汚染、地下水汚染、生物汚染、環境汚染、地球汚染

ゴミによる汚染もあるが、毒性物質やホルモン物質やウィルス・細菌等による汚染も問題だ。

自分たちも他のものも、いろいろ汚染物質を排出し、土壌から、河川から、地下水から、海洋から、大気から、農作物から、魚介類から、その他の動植物、一切の生物その他あらゆるものを汚染していく。
結局有効に浄化、無害化、安全化しなければ、自分も、他人も、子孫も、あらゆる生命も毒等を呼吸し飲食しなければならなくなるのである。

現在もあちらこちらで汚染が進行中である。

汚染の拡大を抑えること、既に汚染されたものの浄化、無害化の対策が必要である。


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