小規模家電リサイクル等

　先週だったろうか、「ガイアの夜明け」という番組で、小規模家電のリサイクルの状況について、特集していた。

　携帯、パソコンその他から、リサイクルして、貴金属やレアメタルやプラスチックや、鉄、ステンレス、その他を回収する動きであった。
　特に磁力選鉱とかいう会社のリサイクルには感動した。
　とても綺麗に、短時間で粉砕分別回収している。
　もう何十年もリサイクルによる再資源化を提言してきたものとしては、やっとかの思いである。
　その間、アメリカ、韓国、中国に追い抜かれ、これらの携帯やパソコンその他の家電製品の廃ゴミが長らく中国に渡っていたのを、いらいらしながら見ているしか無かった。
　どれほど、日本が駄目になったのかとの思いも強かったのだが、やっと、取り組みだしたと、少しほっとしている。

　破砕処理、溶解処理、化学処理、イオン処理、磁力処理、風力処理、遠心処理、吸着処理、触媒処理、生物処理、蒸発処理、手作業分解処理、ロボット処理、リサイクル自動化工場、分子原子レベル処理、・・・と何度も提言してきたのだが、何年経っても出てこなかった。
　いったい、国都道府県の研究機関は何をやっているのか、厚生労働省、環境省、経産省、文部科学省は何をやっているのか、都道県市町村は何をやっているのかと歯がゆい思いを何十年と無くしてきた。
　やっとだ、まだ、小規模家電にすぎない。
　全ての廃棄物ではない。
　早く全ての廃棄物が自動的に分別資源リサイクルする工場コンビナートが、国内にいくつもできて欲しいものと思う。
　資源のない国なのだから、最優先に取り組むべきであったし、取り組むべきである。

課題 廃棄物

課題　廃棄物

人や動物等が生活すれば、必ずゴミ等の廃棄物が出る。
飲食したり、製品等を消費すれば、ゴミ等の発生は避けることができない。
とすれば、このゴミ等を適正に処理し、ゴミに汚染されない地球としなければならない。

ゴミの発生を抑制し、ゴミにしないで再利用したり、再資源化をはかったりしていかなければならない。
どうも再資源化の方が進展が遅すぎるような気がする。