SSブログ

2021-01-14 [感染症対策]


 公立公的病院のコロナ対応は、70パーセント以上になっているのに対し、民間病院等のコロナ対応は20パーセント程度だと報じられた。

前に、公立、公的病院、総合病院中心の医療、保険、福祉、介護等の総合センター化のようなことを書いた。
 そうすると、既存のその他医療機関との関係は、どうなっていくだろうかということで、かかりつけ医とか、初診料を高くとるとか、紹介なければ高くとるとかを批判し、自らの経営努力によるべきで、保険制度でその他医療機関に金がただ回るようなことに反対した。
 そこで、自らの経営努力の一環として、公立、公的病院との連携のあり方として、総合病院に、パート的契約に基づき、総合病院の方で勤務する時間をとり、総合病院側の科目医不足、医師不足等をある程度カバーするとともに、総合病院の転院先の確保等ということもあり得ると書いたことがある。

 長野赤十字病院や県立病院等では、そのようなことをしているのではないかと思われるものがあった。
 完全に、その他医院が、公立公的病院に法人的にも組み込まれるということもありえるのではと書いたこともある。

  ところで、公立公的病院以外は、内科病院が圧倒的に多いのではないかと思う。
 内科だと、遠隔診療や医薬の郵送がもっとしやすいと思われる。
 だから午前は、コロナ病棟、午後は、自分の医院とか、何曜日は、コロナ病棟、何曜日は、自分の医院とかがしやすいのではないか。
 オンライン診療なら、コロナ病棟から、ウィルスを拾ってきても、患者に感染させる危険がないし。

 民間その他医院の取り組みを期待したい。
 もちろん医院の施設設備オンライン診療等の整備に必要な財政支援は、行政側からするべきだと思う。


 ところで、既存の病院施設のみで病室やベッドを確保しようとしているが、前に、恒常的に感染症対策病棟ができるまでは、駐車場とか空きスペースに仮設病棟を造り、そこへ必要な機器等を設置して、対応することが適切だと前に書いた。

 例えば、長野赤十字病院だと、駐車場が、立体駐車場も含め5つもあるし、隣接地に長野市保健所があるし、若里公園や長野駅前公園やビッグハット・長野市芹田支所とホールもあるし、信州大学工学部のグランドもある。
 いくらでも仮設病棟を作れるし、ヘリポートまである。
 仮設を検討し、スタッフは、パート等で交代で仮設病棟に詰めてもらえば良いのではないか。

 


 医療の他にも、各民間営利法人等の店舗でも、恒久的な対策として、換気、消毒、テイクアウト、ドライブスルー等の施設設備対策をすべきと書いた。
 補助金等で施設設備の改修費を財政支援し、その間休業してもらえば良いのではないか。
 定期的債務は、無利子融資を受けてもらって。
 無利子融資も受けられない経営見通しなら、休業して、別の収益の方途を探すか店をたたんでサラリーマンの口を探すしかないのではないか。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。