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水道料金が全国的に上がっているとのこと。 [生活環境]

 水道料金が全国的に上がっているとのこと。

 今日の民放のニュースで、全国の水道料金が上がっている。
 長野市では、最近30パーセント以上の値上げをしたと全国ニュースで報じられた。
 全国的に見てもよほど異常な値上げなのだろう。
 全国的に、昔、水道管を大量に整備したものが、今、大量に更新時期に来ているため経費がかかるとしているようだ。

 しかし、一つには、コストダウンの努力がなさ過ぎるのではないか。
 一つには、消費税を上げたため高くついていること。
 一つには、物価ターゲットといって、あらゆる料金を不当に高くしてしまったために、コストパフォーマンスが大幅に低下したこと。
 工事業者も災害地とオリンピック関連と人手不足で経費高になっていること。
 一つには、税金で民間企業にばらまきをしているので、工事費予算が削られていること。
 これらが原因として問題となると思われる。
 これらの対策をする必要がある。

 前に、路(みち)は公共性が高く、国民の生活に基盤的に重要だという趣旨を書いた。
 道路、水路、鉄路、電路、航路、通信路、ガス管路、上水道管路、下水道管路・・・
 これらは、公共性が高く、国民の生活を左右する重要なものである。
 最近行政が、これらの予算を削って民間企業へのばらまきを増やそうとしているのは誤った方向である。

 また、最近の行政は、すぐ仕事を放り出して民間に押しつけ、結局民間企業が儲(もう)かるところしかサービスを受けられない状態に追い込んでいる。
 ちょっと前に、水道事業を民営化することを検討しているのは問題だと経済評論家が、信濃毎日新聞に書いていたのを思い出した。

 先の路(みち)らは、重要で公共性が高いが、特に上水は、水を三日飲まなければ死ぬと言われているほど、人間にとって、生命にとって基盤的に重要なものである。
 これを営利企業に任せてしまうことは、人命に関わる問題を引き起こすので、決してしてはならない。

 行政の総力を挙げてコストダウンをすべきである。
 公共事業経費には、消費税、ガソリン税その他一切税金の負担を免除するとかも検討すべきである。

 これらを全て努力しつつ、なお、財源を生み出すため、GDPの2パーセントを限度に日銀から無利子融資を受け、水道事業等、路(みち)の整備につぎ込むべきである。
 そして、この返済金について、地方交付税等で、地方分の返済を支援すべきである。
 国土交通省、総務省始め関係省庁の早急な取り組みを願っている。

 行政でやっていれば、高くつき、民間でやれば安く上がるなどということは、行政が無能だと言っているだけにすぎない。
 コストパフォーマンスの飽くなき向上は、行政マンの方が良く為(な)し得て当然である。
 当然のことを当然の
如(ごと)く実施してもらいたい。

 これから地球温暖化で、水の必要性は高まる一方である。
 多目的総合ダムもどんどん増やし対策をしなければならない。
 飲み水は、安全な上水でなければならない。
 水質汚濁防止等水質保全のきちんとし取り組みと、放射能汚染等のない、安全な水の確保をしてほしい。


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