SSブログ

豪雨災害と記録的暑さのニュースを見て [課題 地球温暖化防止]

豪雨災害と記録的暑さのニュースを見て

 毎年繰り返される。
 何度同じニュースを見ることになるのだろうか。

 豪雨災害については、温暖化で暖かくなっている空気中に貯(た)まる水分は暖かくなった分多くなるから、降るときは、どかっと降ることになっていくと考えられ、実際どかっと降る実態が多く見られる。
 予想できたことなのに、この対策として、抜本対策、応急対策等は、何をすることになっており、その進捗状況はどうだったのか、ニュースで聞くことはなかった。

 同様に記録的暑さについても、予想されたことだし、被害の深刻になることも、生命に関わることとして警告されていたにもかかわらず、抜本対策、応急対策等は、何をすることになっており、その進捗状況はどうだったのか、ニュースで聞くことは少なかった。
 唯一、TBS系で、東京オリンピツクがらみで、噴霧冷却、蓄熱防止シート、遮熱塗装、水で冷やす舗装と道路散水があげられていた。
 余り進捗が良いとはいえない状況のようであり、局部的で、経費も大してかからず、簡単にできるものだけのようだ。
 そのほかには、個人の対策として、水分補給、塩分補給、食事をきちんと取りエネルギー補給、クーラーを我慢せず使う、帽子、日傘等、直射日光を避ける、睡眠をきちんととる、仕事等無理をしない、体を冷やす、打ち水をするぐらいのことを、どこの番組でも報道していて、抜本的なものはなかった。
 特に行政の対策が豪雨対策、熱暑対策でもほとんど触れられていなかった。
 いずれも生命身体に損害を与える性質のものであり、最優先で取り組まなければならない。
 安全な生活環境は、生命の基盤であるので、その課題解決は、最優先であろう。
 生命の基盤は、水・食料だけではない。生活環境も生命の基盤である。
 宇宙服を皆が着るということは経費的にも実際にも不都合が大きいので、できないのである。
 同様に生活環境シェルターに入りっぱなしということも、社会が成り立たなくなるのである。

 カジノに犯罪者が集まるようにし、抗争等に巻き込まれたり、金銭トラブルで生命身体の危険に巻き込まれたりするものも、生命基盤を侵すものであるし、勤勉努力し、真面目に働く人をなくしてしまう、本末転倒の政治で、生命の基盤を危うくしては困るのである。
 カジノ法など、早く廃止すべきであるが、実際にできないよう当面、政省令を造らず、動き出せないよう、ほったらかしにしておくことが、次善の策だ。
 公明党が関わっていて、このような法を進めることが信じられない。
 仏教では、博打(ばくち)などしてはならないと言うに決まっている。

 生命の基盤を守ることに税金と労力を最優先につぎ込むべきである。

 洪水対策では、地下浸透のできるところでは、地下浸透させることがどれだけの進捗して、どれだけ効果が出ているのか。
 各戸も含め、調整貯水槽はどれだけ進捗し、どれだけ効果を上げているのか。
 同様にダムの新設・運用、ダムの改善、スリットダム等による流量コントロール、調整池、雨水利用施設、地下調整貯水槽、拡幅等河川改修、大容量化の用水路改修、植樹、緑化、内水管理としての面的流量調整、低海抜地域のかさ上げ、堤防のかさ上げ等々。
 温暖化防止の施策も含まれる。
 そのほか、洋上で適度に降らせてしまう方策、ゲリラ豪雨を分散したり希薄にさせたりして豪雨にさせない対策その他を検討して、実施してほしい。
 試験研究機関や行政の動向が何も報じられなかった気がする。
 国内外の有益な情報の収集紹介、研究実施も常に怠らず行っていてほしい。
「避難しろ」ばかりやっていては何の役にも立たない。
 死んでいた方が楽だったというくらい厳しい生活が待っているかもしれない。
 家を何回も建て直せる人が何人いるだろうか。
 

熱暑対策としては、温暖化防止対策と同じものが全て必要であろう。
やはり植樹、緑化が根本的に必要だ。
蓄熱を防ぐ、断熱する、日陰を増やし、温度差により風が吹きやすいようにする。
風の通りの良い構造、地域とする。
強制的に送風する。
適切な時間に、適度に雨を降りやすくする。
歩道に断熱・非蓄熱、自然エネルギー発生屋根を設置し、葦簀(よしず)等の日よけを設置し、日陰を作り、自然エネルギーを利用し、送風、噴霧、散水等を行う。
水路に常時水が流れているようにし、植樹等への水の供給や、いつでも打ち水や、蒸発による低温化舗装への水の供給や散水用の水を供給する。
温度エネルギーの利活用。温水。温度。育成等。
建物、道路等の蓄熱防止対策。蓄熱や反射しない資材や構造。高耐性木材等。
ビルの緑化や雨水を利用して外壁を冷やす構造。
地下街の整備。
高温化する洋上に浮島(うきしま)を造って植樹し、高温化防止と魚礁、養殖所を造る。
湿度低減化機器やエアコンクーラーの性能改善により発熱を少なくしたり、人間の自然の体温調節機能を高めたり、支援するシステムの開発整備。
個人のできることへの情報提供。社会教育。
試験研究機関の研究開発の促進。
クーリングシェアのように、学校、学習センター、図書館、体育館、研修室、屋内プール等の冷房施設や温水シャワーの利活用。
民間企業がクーリングシェアを行う場合の自然エネルギー設備の設置補助等。
バス停等の日陰造り、扇風機、冷風機等の設置。
個人にも雨水を溜(た)めておいて、自動的に散水等をして温度上昇をコントロールする設備の開発。
公園、道の駅、その他公共施設に日陰を造る四阿(あずまや)等の複数設置。
省エネ、高効率機器の改善開発。
できるだけ熱を出さない機器の改善・開発。
その他いろいろ研究開発整備してほしい。
 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。