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カジノ法案反対 [治安]

カジノ法案が出されたとのこと

 いったい何を考えているのだろうと思う。
 既に、随分前に反対してあるのに、またぞろどさくさに紛らせて成立させようとしている。

 メリットデメリットを考えれば、してはならないということがすぐ分かると思うのだが。


 カジノは賭博である。
 賭博は、刑法で犯罪とされている。
 賭博は、教育上、しないよう教えられるものである。
 賭博は、道徳倫理上、しないよう教えられるものである。
 賭博は、勤勉、勤労上、害をなすもので、禁じられるものである。
 日本の歴史上、政府によって、禁じられてきたものである。
 日本の歴史上、為政者が最も、禁じたかったものも賭博である。
 長野でも、藩の財政再建の妨げとして、賭博が、やり玉に挙げられている。岩波文庫の「日暮らし硯」にもそのことに触れられている。

 賭博は、仕事を放り出し、遊びに興ずるものを産み出す。
 賭博は、犯罪者を引き寄せる。
 賭博は、犯罪者を産み出す。
殺人、傷害、恐喝、脅迫、詐欺、窃盗、強盗、監禁、死体遺棄、銃砲刀剣不法所持・行使、暴力組織・組織犯罪等をもたらす。
 暴力団、やくざ、マフィア、ギャングその他の犯罪組織を引き寄せたり、産み出してしまう。
これらの犯罪等が行われていれば、観光客はもちろん、地元の人間も近づかなくなり、観光立国に反し、日本を駄目にする。

 犯罪は、対策に人員及び税金を大量に必要とする。
 税金の無駄遣いの最たるものは、犯罪対策である。犯罪なかりせば不要の経費だから。
総じて、日本を駄目にすることは明らかである。
 ほとんどの世界宗教で賭博は、禁じられている。

 特に、宝くじ、競輪競馬競艇等と異なり、運営主体が、国地方公共団体でなく、なおかつ、宝くじ等と異なり、直接人と接しながら賭博を行う点で、最も心情をあおり、最も犯罪トラブルを起こしやすいものである。
 依存症になったり、外国でも利益になっていない等ともいわれているようである。
 決して、カジノは、日本では、設置してはならない。

 そもそも、選良として、立法者としてあるいは内閣として政府構成員として、国民の福利を仕事とするものが、国民に不利益を与えるものを導入しようとするのは、職責を果たしていない。

 提案・賛成議員や政府要人の良識と、暴力団その他の犯罪者等とのつながりを疑ってしまう。

 ジャーナリズムや、検察、警察、公安、麻薬取り締まり、その他の関係者は、十分内偵を進め、悪の芽は早めに摘んでおかなければならないと思う。


 そのほかにも、年金を物価が上がっても給与が下がったら、下げるとか、暴利企業が、給与を低く抑えて、暴利を得ようとするものに連動して、ほとんどの国民を貧困におとしめる恐れが強くなることをしようとしている。
 格差をますます大きくしようとしているとしかいいようがない。

 公務員給与の決め方の重要な要素でも、マーケットバスケットと物価を考慮しているので、公務員給与が民間給与を考慮していることもあり、民間が高くなっているのに公務員が低く抑えられないようにするとともに、公務員給与を参考にして中小企業等の給与を決めることにより、物価を参考として、暮らせる給与になるという機能を果たしているものと思われる。

 物価抜きに給与年金を決めるということは、多くの問題を生んでしまうだろう。
物価が上がったら、年金も給与も上げねばならないのである。
物価は、安定していることが望ましいのである。

 国家が大事なのではない、国民が大事なのである。
 個人の尊厳と平和は、人類普遍の基盤的原理である。


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