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G7交通相会議が、長野県軽井沢で今日から開かれるとのこと [科学技術]


 信毎情報やNHKニュースによれば、自動運転とインフラ整備維持管理の技術等の問題を取り上げるとあった。
インフラ整備のコストパフォーマンスの高い技術、自動運転の技術や規格基準や法制度等が着々と前進することを期待する。

 世界の交通省が日本の国土交通省と同じ行政範囲を扱っているわけではないので、議題も進め方も大変かもしれないが、コストパフォーマンスが高く安全な交通を確保するために一歩でも二歩でも前進してほしいと思う。

 長野は、交通インフラが未整備なところが多いのでちょっと恥ずかしいが、これを期に交通問題といえば日本の長野で会議を開こうとなってくれれば、長野の交通インフラも少しは恥ずかしくないようにと前進するかもしれないと期待している。

 世界の交通省の所管範囲は分からないが、日本の国土交通省の所管でいえば、道路河川都市整備、建築、交通・運輸、海上保安、気象、観光等を扱っている。
 交通警察と情報通信は、別の省庁が扱っている。
 しかし、インフラ整備、維持管理その他で情報通信は必ずセットで考えなければならない気がする。
 今後検討を要するものとして幾つか私の期待するところを挙げてみたい。

 まず自動運転では、自家用車、バス、トラック、タクシー等が課題となる。
 交通は、地上の車、鉄道、空の飛行機、海の船、潜水艦等のほか、これからは、ロケット等宇宙交通も課題となってくる。
 自動運転が最も早かったのは、飛行機だったか船だったかロケットだったか、正確には知らないが、相互に良い影響を与えつつ、できるだけ早期に、安全で実用的なものが普及価格で提供されるようにしてほしい。
 なお、安全の点では、一つだけでなく、何重にも構築し、相互チェックして適切な自動操作がなされるようにしてほしい。
 自動運転が、外部との通信も利用することになれば、IOTの共通問題として、ハッキング等からのセキュリティも厳重に確保されなければならない。

 インフラに関しては、道路橋梁の構造等の強度基準や安全基準を問題としてきて、外国産のトレーラーが走れる道を整備するとか幾つかあったが、今後は、自動運転がらみのものが問題になると思われる。

 交通といえば、道路、鉄路、海路、空路、星間路の敷設設定と管制、安全管理等が問題になるが、更に言えば、アジアヨーロッパ横断高速貨物鉄道、アジアアメリカ縦断高速貨物鉄道、アジアアフリカ横縦断高速貨物鉄道等の敷設のような新たなインフラの整備も問題になってこよう。

 また、これら交通機関のエネルギーの問題も新エネルギーの活用が課題になってこよう。

 これら交通機関の更なる安全運用システムも開発改善が必要になる。

 海上については、海難救助の技術、機械等の開発改善、体制整備も課題である。
 少しでも早く引き上げたり、潜水艦で沈没船の横腹に連絡通路をつけて穴を開けて、海底で救助作業をするとかも検討課題の一つだ。

 公共交通機関と観光に関していえば、案内と予約と課金処理、決済処理が問題となる。
 軽井沢は、開拓地と外国人の避暑地として発展してきたところなので、もうかなり先進的なところをいっているのではないかと思うが、諸外国のクレジットカードやプリペイドカードやポイントカードや諸外国の現金も使える環境やシステムの整備も問題となるのではないだろうか。
 今回、NTTやNTTDOCOMOや各金融機関、各店舗は、どこまで対応できていたのだろうか。

 いずれにしても、ハード、規格、ソフト、制度、システム運用、維持管理、物流金融等の対応が必要になってくるだろう。

 今後も、情報交換しながら、できるだけ早く、各国の国民に御利益が得られるよう頑張ってほしいと思う。

 当然、民間企業の機器開発等が基盤を支えることになるので、頑張って、特に長野県の企業が大きく貢献できるようになってほしい。
 国を始め産学官の協働で進む部分もあるだろう。


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