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消費税は増税すべきではない [税制]

消費税で、税と社会保障の一体改革と主張する人がいる。
これ自体、論理必然性がないことは、前に述べた。

 さて社会保障の中で、よく引き合いに出されたのが、年金を月7万円最低保障するというものだった。
年金の最低保障というのも、年金だけで考えるのはおかしいのでは、生活保護があるではないかということも前に述べた。

 さて、年金の最低保障をするに消費税10パーセントにするだけで足りるかというと、足りない、将来更に消費税を引き上げると言い出している。

 そして、年金で議論されているところに、支給開始年齢を70歳に引き上げていく、支給額を削るというようなことも言い出されている。

 支給開始年齢70歳になったら、年金を受給できずに、死亡してしまう人がどのくらい出るのだろう。
 生活苦の中に人生を送った人は、あまり長生きできないのではないだろうか。
 経済的なストレスも多いし、過酷な労働をしなければ食えないかもしれないし、休む暇も無い、医者へ行く暇も無い、医者へ行く金もないことが多いかもしれない。

 年金について議論されているところを見ると、どうも総支給額は、全員大幅に減りそうだし、受給ゼロで死ぬ人も増えそうだ。
 将来次世代に負担を残さないようにといいつつ、現在から次世代に消費税増税して、負担を大幅に大きくして、今の年寄りのみいい思いするというのも問題だ。
 次世代の人は、現在、景気低迷、正規労働の機会が得られない、低賃金に甘んじている人が多い。無職の人も多い。
 消費税上げれば、倒産する中小企業が出てくる、失業等も増えると思われる。

 こうしてみると、消費税を上げられ、苦しい生活を更に苦しくされ、しかも年金が支給されないうちに、苦しい生活の中のまま死ぬことになるのではないかと思えてしょうがないのである。

 消費税を上げれば、年金がいわれるとおりにもらえると思いますか?

 無駄遣いも是正できない政府の元では、次々と負担を増やされて、ただ取りされ、苦しみの中で死ぬのを待つばかりの未来しかないのではないかと思われるのである。

消費税を上げて、社会保障を充実させるというのは、口だけとなりそうだし、消費税増税すべきではないと、更に強く考えるのである。

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