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ダビング10 反対 [著作権]

 ダビング10実施延期とのこと。

 一回のみコピーに対する不満は、地上波デジタルの項目グループで既に述べた。
 ますます、不満を強くしている。
 ムーブでDVDに録画して、そのディスクをぽろっと落して、角に当たり傷ついて再生不
可能となり、永久に録画が失われてしまったのが何枚あることか。
 いったい、著作権保護というが、録画機器から金を取るというのはいかがなものか。
 著作権フリーで録画できる番組も多いのだし、何故そのような形で見聞きもしないものに
まで支払わなければならないのか、論理的必然性がないように思う。

 同様にダビング10でも、コピー制限がかかる点では一緒で、何時録画が失われるか分か
らないのである。
 そもそも、収益とならず市販される可能性のないものは、外部からDVD等で買うことが
できないし、市販されたからといって、常に市販されているものではないし、二度と市販さ
れないかもしれないものも多い。

 市販されたものも、従来は、すぐコピーをとり、コピーの方で視聴していたことが多かっ
た。
 音楽CDでは特にそうだった。そのうちにパソコンのハードディスクにコピーしてパソコ
ンで聞くことができていた。
 ところが、著作権保護でパソコンにコピーできなくなり、大幅に不自由、不都合になって
しまって、パソコンの利用価値が大幅に減ってしまった。
 あろう事かパソコンを破壊するプログラムが紛れ込んでいたCDもあったとのこと。
 わざわざ不便にするなんてなんとひどいことをするのだろうと思ったものだった。
 今は新しいCDはパソコンにコピーしていないが、パソコンにコピーはできるがそこから
コピーできないようにプロテクトをかけるという形になってきたのだろうか。
 いずれにしても、一回のみコピーもダビング10も廃止し、個人利用、教育利用、行政利
用はコピーフリーにすべきだと思う。

 営利市販品の著作権の保護を云々するなら、画像データベースを作り、そこからその都度
低廉の額で有償販売し、その中から著作権使用料をとるべきではないだろうか。
 そのためには、それなりの環境を整えるべきと思われる。
 画像・音声の質の向上、低廉な額、受信側も安い端末を整備するだけで足りるようにし、
歌詞、解説、写真その他も市販ディスクと同等以上になっている必要があると思われる。


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