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国際連合憲章の規定等 [憲法]

国際連合憲章の規定を参考に見ていただきたい。

http://unic.or.jp/information/UN_charter_japanese/#entry01


第1章 目的及び原則
第2章 加盟国の地位
第3章 機 関
第4章 総 会
第5章 安全保障理事会
第6章 紛争の平和的解決
第7章 平和に対する脅威、平和の破壊及び侵略行為に関する行動
第8章 地域的取極
第9章 経済的及び社会的国際協力
第10章 経済社会理事会
第11章 非自治地域に関する宣言
第12章 国際信託統治制度
第13章 信託統治理事会
第14章 国際司法裁判所
第15章 事務局
第16章 雑則
第17章 安全保障の過渡的規定
第18章 改正
第19章 批准及び署名

第1章、第6章、第7章、第8章、第16章、第18章が特に重要で、参考としなければならない。


 また、「世界人権宣言」も重要である。 http://unic.or.jp/information/universal_declaration_of_human_rights_japanese/


 憲法改正を議論するときには、人類の努力の経緯と進むべき方向を見なければならない。

 現日本国憲法が、世界の人類の動きの方向と一致していることを理解することができる。

 世界人権宣言では、表現の自由や結社の自由や人権がやはり現日本国憲法と方向内容を同じくしているのを見る。

 自民党の憲法改正案は、これらに反する方向であるのを容易に見て取れる。
 自民党案は、決して進んでいって良い方向ではない。

 そして、国際連合憲章の改正要件の重いこと。
 また、各国の憲法を重視していること。
 更に、安保条約等地域的取り決めをある程度尊重するものの、最終的には国際連合憲章の規定が優先すること。
 これらを踏まえて、憲法改正問題を考えなければならない。

 また、9条改正に持ち込みたいために、改憲派が、色々改正しようと持ち出しているものは、法律事項であったり、必要性の乏しいものであったり、憲法で規定することになじまない倫理的道徳的なものであったり、国民より国旗や国歌を重んじたり、内容が不明な抽象的文言であったり、論理的に矛盾していたり、おかしなものばかりだ。

  国際連合憲章や世界人権宣言の宣言する方向と反対の方へ行けば、日本は世界の危険因子となり、国際社会で立場を失うものである。

 十分、国際的な水準をしっかり押さえて議論してもらいたい。
 そうすれば、自民党案は、全くお話にならないものであると分かると思う。
 そうでないと、待っているのは、死と財政窮乏の貧困の生活であり、人権無視の生活であり、人間に値しない生活であり、自立の喪失である。

 9条関係で言えば、豊臣秀吉の刀狩りは、何故行われたのか、日本では、何故、銃砲刀の所持を禁止し、凶器準備集合罪を設けているのか。
 何故、イラク、イラン、北朝鮮の核武装を禁じようとしているのか。
 それを考えれば、軍隊を外国に出すために、軍隊を設置するなどと言い出すはずがないものである。

 私としては、自衛隊は、警察と位置づけ、一本化し、自衛隊相当部隊を特別機動隊という名前にして、暴力団の武力抗争の鎮圧をさせたり、テロ対策させたり、人的には、時折一般警察と人事異動して、一般警察の仕事をした方が有効活用ではないかと思う。
 もちろん領土領空領海内等における自衛は当然仕事である。
 これら領域内は、日本の法が適用される領域で、警察による保護又は規制という実力行使がおこなわれるべきものであるから。


 なお、いつも政治家が仰々しく、選挙の争点とする時は、何か隠してやろうとしているのではないか、目くらましをしようとしているのではないかと、他にもっと問題なものから目をそらそうとしているのではないかと疑ってしまう。
 マスコミは、見落とすことなく、問題事項は、報道して欲しいと思う。
 

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